研究科長メッセージ大学院コミュニティ福祉学研究科

地域社会の未来を切り拓く研究と教育

コミュニティ福祉学研究科長 木下武徳

 コミュニティ福祉学研究科は、地域社会における生活課題の解決と、よりよい社会の実現に貢献する人材の育成と研究の推進を目的としています。福祉社会をめぐる制度や社会環境が大きく変化するなかで、地域の実情に即した福祉政策や地域づくりを担う専門的人材の育成が求められてきました。本研究科は、そのような社会的要請に応える教育研究の拠点として歩んできました。
 さて、コミュニティ福祉とは、地域に暮らす人々の生活課題に向き合いながら、安心して暮らせる地域社会をつくっていくための実践と研究を意味します。行政による制度や政策だけではなく、住民、NPO、企業など多様な主体が連携しながら地域の課題に取り組むことが重要です。本研究科では、そのような地域レベルの取り組みに焦点を当て、福祉政策、地域社会、コミュニティ形成などを総合的に研究しています。
 研究科には「ソーシャルワーク研究領域」と「コミュニティ政策研究領域」の二つの研究領域があり、社会福祉学、社会学、行政学、政治学、経済学など多様な学問分野の教員が教育研究に携わっています。学生はこれらの知見を横断的に学びながら、多角的な視点から研究を深めることができます。
 また、本研究科は社会人にも開かれた大学院です。夜間授業やオンライン授業を中心としたカリキュラムを整備し、自治体職員や福祉専門職など、働きながら研究に取り組む大学院生も多く在籍しています。2026年度からは土曜日の対面授業も取り入れ、院生同士が交流しながら研究を深める環境づくりにも力を入れていきます。
 地域社会の課題は複雑化・多様化しています。その解決には、制度の理解だけでなく、現場の実践や地域の主体との協働を踏まえた研究が不可欠です。本研究科は、学問的知見と実践的視点を結びつけながら、地域社会の未来を切り拓く研究と教育を進めていきたいと考えています。
 本研究科での学びが、新たな知見を得る機会となり、社会に貢献する研究や実践へとつながることを願っています。

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