2023/07/25 (TUE)

公開講演会「気仙町けんか七夕祭り伝承の意義」について(8月5日開催)

OBJECTIVE.

コミュニティ政策学科・コミュニティ福祉学研究科卒業生の村上空さんが講師となって公開講演会が開催されます。

村上さんは、陸前高田市気仙町の出身で、2020年にコミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科を卒業、2023年に大学院コミュニティ福祉学研究科博士前期課程を修了されました。
気仙町は震災による津波で607戸中598戸が流失するという壊滅的な被害を受け、祭りに用いる材料はもちろん、独特な山車の造り方やお囃子などに関する貴重な文献等も失われました。
そのような状況下で村上さんは修士論文「東日本大震災被災地における祭りの変容と継続に関する考察──岩手県陸前高田市気仙町けんか七夕祭りを事例として──」のために多数の文献や資料等を収集し、参考文献は、52冊の文献、新聞記事等34編、官公庁公的機関資料11編、ホームページ等のWEB媒体26件、テレビ番組4本にのぼります。論文執筆のために収集したこれらの資料を、文化の伝承に寄与するため陸前高田市立図書館や同博物館等で保管することを本学陸前高田サテライトにおいて協議・検討しています。村上さんから修士論文について、地元気仙町において市民の皆さんにご報告いただき、気仙町のけんか七夕祭りの継承、資料の文化的価値等についての考察を深めます。
公開講演会「気仙町けんか七夕祭り伝承の意義」
【日時】 2023年8月5日(土)13:30~15:00
     ハイブリッド型開催(対面・オンライン)

【対面会場】 今泉地区コミュニティセンター
    (岩手県陸前高田市気仙町字愛宕下303番地)
     ※会場に直接お越しの場合は、申込不要です。

【講師】村上 空 氏 (陸前高田企画株式会社社員)

主催:立教大学陸前高田サテライト/ 共催:陸前高田市教育委員会/ 協力:陸前高田グローバルキャンパス

【問合せ先】 立教大学陸前高田サテライト(rrs@rikkyo.ac.jp)

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