2023/12/20 (WED)

コミュニティ政策学科・原田晃樹ゼミの学生が、「新座市内3大学学生と市長との懇談会」に参加

OBJECTIVE.

この懇談会は、大学生の提言等を市政に反映させるとともに、大学生の市政への理解と関心を深めることを目的として、新座市内3大学(立教大学、跡見学園女子大学、十文字学園女子大学)の学生を対象に行われるものです。

写真左側から、川田蓮さん、長峯慧眞さん、並木傑新座市長、金子廣志新座市教育長、山口恵里奈さん

今年は「デジタルを活用した市民の利便性向上のための取組について」というテーマが与えられ、11月14日(火)に立教大学新座キャンパスで開催されました。
本学からはコミュニティ政策学科原田ゼミの3年次生3名(山口恵里奈さん、川田蓮さん、長峯慧眞さん)が参加し、暮らしの安全・地域コミュニティをデジタルの力で包括的にサポートする施策を提案し、市長、教育長、他大学学生と意見交換を行いました。

参加学生のコメント

  • 新座市長との懇談会では、デジタルを活用したまちづくりに関する提言を行いました。並木まさる新座市長をはじめ、新座市の職員の皆様からの大変貴重なご意見・コメントを賜り、得がたい経験をすることができました。また、跡見学園女子大学のみなさん、そして十文字学園女子大学のみなさんの発表を聞き新たな発想に驚かされました。懇談会を通して、学びと気づきにあふれたとても有意義な時間を過ごすことができたと感じています。 懇談会の開催に関わってくださったすべての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。(川田)
  • 今回の活動を通じて、自らの学びを深めるとともに視野を広げることができました。発表にあたっては、私たちコミュニティ政策学科らしさを体現するように意識しました。具体的には、課題の洗い出しから目指す姿、ギャップを埋めるための施策、効果の推察までを丁寧に行いました。他大学の発表もそれぞれが自らの学びを体現するような施策を打ち出しており、私にない視点やその独自性に感銘を受けました。
    このような機会をくださった新座市長に感謝申し上げます。この経験を糧に、学びを深め、精進していきます!(山口)
  • 今回の新座市長との座談会において、デジタルを使った市民の利便性向上というのは、情報化が進んだ現代において重要なテーマであると改めて感じました。我々の今回の提言は地域経済や地域防災のDX化というもので、特に地域防災のDX化に関しては、地震が起こりやすい日本にとって取り入れていく必要があると考えました。また、他大学の提言では、各世代のニーズに合わせて順序良く企てられていたため、コミュニティという分野を学んでいる私にとって新たな発見が出来た非常に有意義な機会だと感じました。(長峰)

指導教員 原田晃樹教授コメント

新座市は、市民から幅広く市政に対する意見・提言を受ける広聴活動の一環として、毎年「市内3大学学生と市長との懇談会」を開催しており、市内3大学の学生が市長・教育長に対し、あらかじめ指定された政策課題に対して提言を行っています。今年度は、「デジタルを活用した市民の利便性向上のための取組について」をテーマに各大学が提言しました。例年市役所庁舎で実施していましたが、昨年度から各大学のキャンパスで実施されることになり、今年度は新座キャンパスで実施しました。本学からは私のゼミの代表3人が参加しました。サブゼミとして取り組んだため、思うように時間が取れずまとめるのに苦労したようですが、無事プレゼンできました。
実際の行政施策は、実施に移すために関係機関や地域・団体との調整が伴ったり、マイナスのインパクトへの配慮が求められたりするなど、単にアイデアの優劣だけで実行に移せるものではありません。市長や教育長との対話を通じてそのことが学べたのではないかと思います。同時に、現状を変えることの難しさを理解した上で、あえて新しい取組にチャレンジしようとする組織の文化や職員の士気の重要性にも気づけたのではないでしょうか。
私のゼミは地方自治がテーマですので、提言内容だけでなく、こうした自治体の姿勢に触れられたことも大きな成果でした。

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