2024/03/18 (MON)

大学院社会福祉学専攻課程協議会(社専協)研究大会を立教大学にて実施しました

OBJECTIVE.

2月24日(土)に、大学院社会福祉学専攻課程協議会(以下:社専協)の活動の一環である研究大会が、コロナ禍以来4年ぶりに対面で立教大学池袋キャンパスにて開催されました。

幹事校を代表して、結城俊哉教授からの開会挨拶

社専協とは、立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科を含む首都圏の社会福祉学専攻課程または社会福祉学専門科目を設置している大学院13校が加盟している機関のことを指します。
今年度は、立教大学大学院がその幹事校ということもあり、今年度の活動計画策定や運営を中心になって行いました。

講師の小川氏(左)、橋本氏(中央)、吉田氏(右)

研究大会では、この社専協に加盟する提携校の大学院生が一堂に会し、約40名の参加者が、修士論文を書き上げた3名の講師の方からお話を伺いました。
3名の講師の方々より、それぞれのバックグラウンドをもとに、研究面で苦労されたことや修士論文執筆の心構えなどを話していただきました。
文献を読むだけでは得られない、修士論文執筆に対する姿勢を学ぶことができました。また、講師の方々の熱のこもったお話に、現役生の聞き入る姿が見られました。
研究大会の発表後、小グループに分かれ、3名の講師の方々にお話を伺うグループディスカッションを行いました。参加した学生は、お話を聞きたい各講師のもとに集まり、熱心に話を聞いたり、質問したりしました。また、グループディスカッション終了後も、講師の方と言葉を交わす院生の姿も見られ、室内が非常に熱気を帯びておりました。
大学院という、「自由な学びをさらに深め、各自の研究活動に還元できる場」ならではの光景が見られました。

研究大会終了後、参加者の親睦を深めるため交流会を行いました。
交流会では、交流会担当の院生が、ケータリングで色とりどりの食事を手配しました。
普段はなかなか交流できない他校の大学院生どうしが、お互いの興味関心のある分野や進路について話し合う貴重な機会となりました。

末尾にはなりますが、本大会を開催できたのは、ご登壇くださった講師の方々をはじめ、コミュニティ福祉学研究科の先生ならびに職員の皆様、運営に携わった協定校の大学院生、当日参加してくださった大学院生のおかげです。心より感謝申し上げます。

来年度も、このような研究実践を通して学びあう者同士が繋がる場を提供できるように、引き継いでいきたいと思います。

執筆:コミュニティ福祉学研究科:2023年度社専協研究大会・事務局
(参考)ご登壇いただいた講師の方々とそれぞれの修士論文の研究テーマ
  • 小川貴代美氏
    「がん罹患を機に離職したがんサバイバーが再就労し就労を継続していくプロセス」
  • 橋本一豊氏
    「中小企業と就労移行支援事業所のパートナーシップについて」
  • 吉田浩滋氏
    「高齢期における健康寿命と社会的活動の因果関係の探求: K市でのインタビュー調査から顕在化したもの」

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