2024/12/05 (THU)

濱地美安さん(福祉学科2年次)が第64回全国矯正展東京都再犯防止シンポジウムに登壇しました

OBJECTIVE.

2024年11月24日に東京国際フォーラムにておこなわれた第64回全国矯正展東京都再犯防止シンポジウムに濱地美安さん(福祉学科2年次)が、京都女子大学、香川大学、沖縄国際大学の学生とともに登壇しました。

全国矯正展とは、「社会を明るくする運動」の中央行事の一環として、再犯防止に向けた矯正施設の取組等の紹介や、全国の刑務所で受刑者が、改善更生や社会復帰を目指して製作した製品の展示販売を通じて、矯正行政の現状について、啓発するために毎年おこなわれている催しです。
いわば全国の刑務所の文化祭的な位置づけにあたります。

東京都再犯防止シンポジウムは、「実は身近な『再犯防止』」をテーマに、本学本学部福祉学科准教授の掛川直之のコーディネートのもとおこなわれました。
濱地さんは、昨年(2023年)度、本学コミュニティ福祉研究所 の助成(学術研究推進資金 企画研究プロジェクトI)を受けておこなった「出所者支援マップの作成を通じて出所者を排除しない福祉コミュニティをデザインする」を引き継いで自主的におこなってきた、地域生活定着支援センターとの地域資源調査の成果について報告しました。
100名を超える参加者に恵まれ、盛会のうちに終えることができました。
近年、刑務所や地域生活定着支援センターをはじめとする諸機関と大学等との地域連携事業が活性化しています。福祉学科においても、ますます積極的にこうした活動に参画していきたいと考えています。

濱地さんのコメント

今回の登壇は、私たちのプロジェクトや活動を外部の方々に知っていただく貴重な機会となりました。また、他大学の活動内容や理念に触れることで、多くの刺激を受けることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
立教大学では出所後の支援に目を向けていますが、他大学では受刑中からのアプローチが行われていることを知り、新たな視点や学びを得ることができました。さらに、他の大学や異なる学部の方々が再犯防止に向けたプロジェクトに積極的に関与していることを知り、立教内部のみならず、広く繋がりを広げていきたいという思いを強くしました。
この登壇を通じて得た学びを、現在進行中のプロジェクトや今後立ち上げる新たな再犯防止活動に活かし、さらに発展させていきたいと思います。

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