2024/12/13 (FRI)
「大学生観光まちづくりコンテスト2024福島復興ステージ」でコミュニティ政策学科・原田峻ゼミが「福の絆賞」を受賞
OBJECTIVE.
「大学生観光まちづくりコンテスト2024福島復興ステージ」において、コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科・原田峻ゼミ3年生有志によるチーム「シュンです」(坂本祐太さん、秋田谷和哉さん、岡野高雅さん、小川響平さん、川出朝喜さん、黄兆銘さん、小西啓太さん、斎藤和輝さん)が、「福の絆賞」を受賞しました。
このコンテストは、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示等の対象となった福島県12市町村を対象地域として、「選定市町村が掲げる地域資源コンテンツに基づき、復興に向けて前向きに取り組んでいる方と連携した観光まちづくりプラン」を大学生が提案するものです。
原田峻ゼミでは昨年度も、当時の2年生有志が同コンテストで双葉町を選定地域とするプランを提案しました。その時の学生たちが3年生となり、参加メンバーを増やして、今年度再び同コンテストに挑戦しました。川内村を選定地域としたプラン「KaWariage ~ブライダルフォト×かわうち~」を提案したところ、44大学112チームの中から書類通過10チームに選ばれて、9月13 日、富岡町文化交流センター「学びの森」で開催された本選発表会に出場することができました。グランプリやオーディエンス賞には至りませんでしたが、「福の絆賞」を受賞することができました。副賞として後日、コンテスト事務局から12市町村特産品詰め合わせセットを人数分お送りいただきました。
なお、本選発表会での原田峻ゼミのプレゼンテーションは、「大学生観光まちづくりコンテスト」ホームページに動画で公開されています。ぜひご覧ください。
原田峻ゼミでは昨年度も、当時の2年生有志が同コンテストで双葉町を選定地域とするプランを提案しました。その時の学生たちが3年生となり、参加メンバーを増やして、今年度再び同コンテストに挑戦しました。川内村を選定地域としたプラン「KaWariage ~ブライダルフォト×かわうち~」を提案したところ、44大学112チームの中から書類通過10チームに選ばれて、9月13 日、富岡町文化交流センター「学びの森」で開催された本選発表会に出場することができました。グランプリやオーディエンス賞には至りませんでしたが、「福の絆賞」を受賞することができました。副賞として後日、コンテスト事務局から12市町村特産品詰め合わせセットを人数分お送りいただきました。
なお、本選発表会での原田峻ゼミのプレゼンテーションは、「大学生観光まちづくりコンテスト」ホームページに動画で公開されています。ぜひご覧ください。
川内村でのフィールドワーク
本選発表会でのプレゼンテーション
受賞コメント 坂本祐太さん
副賞の特産品詰め合わせセットを囲んで記念撮影
私たちは今年のコンテストで川内村を対象地域に選定し、2度のフィールドワークで8組の方々にお話を聞かせていただいて、ブライダルフォトと川内村の魅力を組み合わせた「KaWariage」というプランを提言しました。初挑戦だった昨年は予選敗退という結果に終わったため今年は本戦に出場できて素直に嬉しい気持ちと、本戦で思うような結果を得られなかったという悔しい気持ちが混在しています。今年は昨年の反省を活かし、参加目的とコンテストを通じての目標を明確に掲げました。コンテストの順位ではなく、「現地に住む方々の生活や将来が活性化されるようなプランの創造」を目標に掲げ、その実現に向けて現地調査に注力しました。現地調査を重ねていく中で、現地の方々と未来について語る場面が増えたことはコンテストの結果以上に大きな収穫だったと思います。また、プラン作成中に莫大な意見や情報の集約に苦戦し、更には「そもそもプランのターゲット層が福島まで足を運んでくれるのか」という初歩的な部分で迷走しましたが、初めに掲げた目標を軸に、いただいた意見の解像度を上げながら多くの魅力を詰め込んだプランを創り上げることができ、人と人との繋がりが生み出すシナジーの絶大さを学びました。本経験を踏まえ、今後は大学生がより震災を自分事として捉え、防災や被災地支援の参加に前向きになれるよう、「大学生の魅力を活かした復興支援のかたちの模索」をテーマに研究を重ねていこうと考えています。
最後になりますが、本プランの作成にあたりご協力いただいた川内村の皆様に心より感謝申し上げます。
最後になりますが、本プランの作成にあたりご協力いただいた川内村の皆様に心より感謝申し上げます。