2025/03/24 (MON)

コミュニティ政策学科と豊島区が「子ども・若者のまちづくり意見交換会」を開催

OBJECTIVE.

東京都豊島区では、子どもや若者が安心して成長し、希望をもって未来を築けるように、様々な施策に取り組んでいます。その方針を示すものとして「豊島区子ども・若者総合計画」を策定しており、現在改定を行っています。同計画に学生の意見を反映することを目的に、2024年12月18日、コミュニティ政策学科の主催で「立教大学×豊島区 あなたと共につくる 子ども・若者のまちづくり意見交換会」を新座キャンパスで開催しました。コミュニティ政策学科専門基礎科目「少子高齢社会論」担当の中野航綺兼任講師が豊島区青少年問題協議会の委員でもあることから、今回の企画の実現に至りました。
当日はコミュニティ政策学科や法学部と社会学部から、計5名の学生の参加がありました。中野先生およびコミュニティ政策学科教員3名が同席し、豊島区子ども家庭部子ども若者課から3名の職員の方にお越しいただきました。
はじめに豊島区職員の方より「子ども若者総合計画(令和7~11年度)」の概要と重点施策の説明があり、その後、全員で意見交換のディスカッションを行いました。参加した学生からは、生活者の立場から「地域」や「豊島区」の良さや課題などの意見があり、5年後・10年後の生活を見据えた地域社会の在り方や、若者や子育て世帯にとって住みやすく魅力的な街づくりに関する意見が述べられました。また、区職員の方から子ども・若者政策の説明を受け、豊島区の新たな一面を知る契機となり、とくに公務員志望者や内定者にとっては行政職員としてのキャリアや将来設計を考える場ともなりました。今回の意見交換会を通じて、学生の視点を政策に反映する貴重な意見が得られるとともに、参加学生にとっても有意義な学びの機会となりました。
企画に当たってご尽力いただいた中野先生と、ご多忙のところお越しいただいた豊島区職員の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。

参加した学生の感想文から

  • 区の方とここまで直接的に対話できる機会はなかなかないので、とても良い体験になりました。
  • 豊島区の政策について新しく知ることばかりで勉強になりました。私たちの普段の生活や将来についてのお話をして、他の学生の方がどんな風に考えているかを聞けて面白かったです。
  • 「豊島区でこんな支援政策がなされているんだ」という発見の連続でした。個人的には「結婚・子育て等」の将来に関することについてはあまり深く考えたことがなく、実感がありませんでした。しかし、ワークショップをしたことで、自分とは逆にそれらについて深く考え、そこに至るためにどんな要素が必要なのかまで考えを巡らせていらっしゃる方と出会い、価値観の幅を広げられたとともに、認識の差の間に横たわっているものを拾い上げることができたと思います。

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