福祉学科の先輩の声福祉学科

病院で働く心構えや福祉の基礎を身につけた4年間でした。

福祉学科 2021年度卒
T.Rさん

進路 国立がん研究センター東病院

人に寄り添うソーシャルワークの根幹を学ぶ

私が福祉学科を志望したのは、産科医療マンガをもとにしたテレビドラマを見て、医療ソーシャルワーカーに興味を持ったからです。医療と社会福祉を合わせて学ぶことができ、しかも病院実習があり、語学など広い教養も身につけることができるのは立教の福祉学科しかないと思いました。1年次の「専門基礎科目」では「ソーシャルワークとは何か」という目指す仕事の根幹にふれ、学びの基盤を固めました。2年次の福祉現場の実践について学ぶ授業で病院見学に行った際、先輩ワーカーから、患者と病院の間に入る医療ソーシャルワーカーの立ち位置について現実的な話を聞くことができました。「家族は第2の患者」であること、人に寄り添うことの大切さなどの心構えもできました。

実習やゼミを通して「想像力」の大切さを知る

3年次、コロナ禍でしたが待望の医療現場で実習を行いました。患者と切り離された家族を医療ソーシャルワーカーが支える光景にふれ、この仕事の重要性を体感したり、病院じゅうを歩きまわりながら詳細な記録をとり実習ノートヘ毎日まとめました。また、同じ志を持つ学生が集まったゼミでは、事例検討や、相談援助のロールプレイを行うなど学生同士でスキルを磨き絆を深めました。4年間の授業を通して、人がどうしたらより良く幸せに生きていけるかを考える「福祉の力」が身についたのは、現場を熟知した先生方々の教えがあったからこそです。卒業後は医療ソーシャルワーカーとして「想像力」を働かせ、一人ひとりの幸せを考えたサポートを実践していきたいです。

たしかな成長を実感し、将来に向けて飛躍できた4年間

福祉学科2022年度卒
O.Sさん

進路  全国社会福祉協議会

小学生のときの東日本大震災に影響を受けて選んだ

2011年3月11日に起きた東日本大震災を経験したことが立教大学の福祉学科を希望した大きな理由です。私の地元は宮城県で、言葉に尽くせない多くの被害を受け、生活に困っている人、苦しんでいる人を見ました。この影響で自分自身、将来は生活に困っている人、苦しんでいる人を助けられる職に就きたいと思い、社会福祉を学ぶことを考えるようになりました。

社会福祉士の資格取得だけでなく、人として幅広く学ぶ

4年間で、人と話している時に相手の思いや心情を汲み取れるようになったと思います。実習などを通してコミュニケーション能力が身につきました。印象に残っている科目はソーシャルワークの実習指導です。他の学生がそれぞれの実習先で経験した事例を分析して話す機会があり、自分がこれまで知ることのなかった様々なケースやアプローチ方法の多彩さにふれることができ、とても勉強になりました。
 課外活動も大学ならではでした。1年生から4年生まで4つのサークルに所属していました。中でも印象に残っているのは学園祭実行委員会です。3年生の時には企画局長という運営の幹部を務めました。仲間を引っぱるという強い意思を持ち仲間と協力して最高の学園祭IVY Festaを作り上げることができました。友人も多くでき良い思い出になっています。

卒業後は第一希望の全国社会福祉協議会で働く

4月から全国社会福祉協議会で働かせていただきます。1年生の時から地域福祉に関心をもっていました。これからは、全国各地の地域福祉をはじめ多領域の福祉の動向に密接に関わるとともに福祉政策の展開を見据える組織でさらに知識を増やし、より良い社会に貢献できるようがんばっていきます。あらためて立教大学で福祉を学べて良かったと思っています。

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。