2025/09/04 (THU)

コミュニティ福祉学部と三重県紀北町及び三重県立尾鷲高校が相互連携協定を締結

OBJECTIVE.

2025年8月12日に、コミュニティ福祉学部と三重県紀北町及び三重県立尾鷲高校は、地域協働、地域人材の育成・還流を目的とした取組を進めるための連携協定を締結しました。

この連携協定は、自治体・高校と連携してこれからの地方をリードする若い世代を育て、地元や地方に継続的に関わる人材を増やすことを目的とし、同学部コミュニティ政策学科が掲げるビジョン「人と地域を、次代につなぐ。」を体現したもので、福井県鯖江市、福井県立鯖江高校との取組に続き、国内2件目の協定締結です。

左より尾上紀北町町長、奥地尾鷲高校校長、木下立教大学コミュニティ福祉学部長

協定では、以下4点を連携項目としています。

  • 高大連携に資する相互の探究的活動への助言、模擬授業および大学説明会の実施
  • 地域活動に興味、関心および愛着を持って繋がり、長期的に学びを深める人材交流
  • 地域で活躍、実践する資質を持つ人材還流
  • その他、本協定の目的実現に関わる事項
今回の協定をふまえて、まちづくりの「即戦力」確保に繋げるため、同学部コミュニティ政策学科が地域活動に熱心な高校生を指定校推薦制度をはじめとした入試で受け入れ、紀北町が大学卒業後のUターン就職につながるような資金的・制度的なサポートを継続的に実施していきます。コミュニティ政策学科では「初級地域公共政策士」の資格が取得できることから、資格取得に向けた学びを促すとともに、紀北町との連携でより実践的な体験を詰めるような土壌を構築していきます。協定を通じて実際に学生を受け入れるのは2027年4月からとなりますが、それに先駆け、すでに紀北町ではコミュニティ福祉学部生をインターンシップで受け入れる等、連携を深めております。
現在、尾鷲高校では、地域を教育のフィールドとした探究活動「まちいく」に取り組んでおり、この活動にコミュニティ政策学科の教員も関わり、より探究活動の質を高め、地域課題の解決にも寄与していく予定です。

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。