2025/12/12 (FRI)

福祉学科・掛川直之ゼミの学生が第65回全国矯正展において、パネル展示をおこないました

OBJECTIVE.

2025年12月6日、第65回全国矯正展(於:東京国際フォーラム)において、福祉学科・掛川直之ゼミの学生が、パネル展示をおこないました。

全国矯正展とは、「社会を明るくする運動」の中央行事の一環として、再犯防止に向けた矯正施設の取組等の紹介や、全国の刑務所で受刑者が、改善更生や社会復帰を目指して製作した製品の展示販売を通じて、矯正行政の現状について、啓発するために毎年おこなわれている催しです。

本年度、掛川ゼミでは、刑務所の「食」と出所後の「福祉」をテーマに議論を進めており、その成果を報告することで、社会の刑務所に対する理解を高めることをめざしました。

当日は、『めざせ!ムショラン三ツ星: 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります』(朝日新聞出版)の著者をもつ岡崎医療刑務所・法務技官(管理栄養士)の黒柳桂子さん監修の刑務所レシピ商品の販売にも協力し、多くの来場者との交流をおこなうことができました。

また、掛川ゼミでは、黒柳さんにご監修いただき、立教大学(新座)学園祭IVY FESTA 2025において、獄旨ドーナツの販売もおこないました。

パネル展示の様子

刑務所レシピ商品の販売に協力

学園祭において、獄旨ドーナツの販売

これらのとりくみに参加した小野梓さんのコメント

刑務所の「食」と出所後の「福祉」について、ゼミでの活動を通して理解を深めることができました。夏の合宿では岡崎医療刑務所への参観を通して、刑務所とはどんなところか学ぶことができました。その後、黒柳さんにドーナツの作り方を教えてもらうなどして楽しみながら刑務所の食について学ぶこともできました。また、学園祭でそのレシピを元にドーナツ販売をしたり、矯正展でのパネル展示や来場者のかたとの交流を通じて学びを深めることにつながりました。

私たちは、こうしたとりくみを通して、みなさんが、刑事司法と福祉について、より身近に考えるきっかけになればと考えています。

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