2026/02/18 (WED)

福祉学科・掛川直之ゼミの学生が令和7年度関東ブロック再犯防止シンポジウムにおいて報告をおこないました

OBJECTIVE.

2026年2月14日、早稲田大学国際会議場井深大記念ホールにおいておこなわれた令和7年度関東ブロック再犯防止シンポジウムにおいて、福祉学科・掛川直之ゼミの学生が口頭報告およびパネル報告をおこないました。

この再犯防止シンポジウムは、法務省が「再犯防止」について国民の関心や理解を深めることを目的として、全国を8ブロックにわけて開催されているものです。
本年度は、「民間協力者による社会課題解決としての再犯防止の取組」をメインテーマとしておこなわれました。
掛川ゼミでは、本年度、『司法福祉のしごと』と『刑務所の「食」と出所後の「福祉」』という2つのテーマについてとりくんでおり、このシンポジウムでは、学生の立場から前者に焦点をあて、「司法福祉のしごとのあり方から『再犯防止』の意味を問いなおす」というテーマで報告する機会をいただきました。

また、掛川ゼミおよび立教大学BBS会の学生が中心となって、「出所者を受け入れる事業所への聴き取りを通して排除のないコミュニティをデザインする」というテーマでパネル報告をする機会にも恵まれました。
この報告のもととなった調査は、立教大学コミュニティ福祉研究所学術推進基金企画プロジェクトIによる助成金を受け、高齢または障害により支援を必要とする出所者が円滑に福祉サービスへつなげることを目的とした機関である地域生活定着支援センター等のご協力のもと、実際に出所者の受け入れをおこなっている施設等へのインタビューを通じて、支援の経緯や課題を明らかにしようと試みたものです。

今後も、福祉学科・掛川ゼミでは、地域社会や関係機関との連携を大切にしながら、学生一人ひとりが「社会問題」に主体的に向き合い、社会福祉臨床と大学での学びとを往還させながら、司法福祉学の可能性を探究していきたいと考えています。

報告者コメント

口頭報告をおこなった濱地美安さん(福祉学科・掛川ゼミ3年生)
今回は掛川ゼミで行った「司法福祉のしごと」についての活動内容を関東ブロック再犯防止シンポジウムにて登壇させていただきました。本シンポジウムを通して、被害者視点の気持ちも排除することなく、社会復帰の支援を行うジレンマを改めて実感いたしました。同時に学生という立場だからこその視点や問いを持ち関わり続けることの意義を感じました。社会から見えにくい役割に目を向けて、自分の言葉で問い直す貴重な機会をいただけたことは大きな学びとなりました。

パネル報告をおこなった大友佳乃子さん(福祉学科・基礎演習掛川クラス1年生/立教大学BBS会)
社会資源インタビューを通じて、出所者支援を刑事司法の課題としてだけ捉えるのではなく、障害福祉や生活困窮者支援の文脈で捉え直す必要性を実感しました。ポスター掲示では、福祉や司法関係者の方と交流する機会があり、行政と民間の繋がりの重要性や学生が介入して現場の声を社会に伝えていく役割を果たす意義など考えさせられる機会となりました。学生の立場だからこそできる支援の在り方を今後も模索していきたいと考えています。

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